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Bambu Lab X1CとX1Eの違い

【重要・2026年最新情報】 本記事で比較する X1 Carbon(X1C)/X1E はいずれも2026年3月31日付で生産終了(EOL)済みです(一次ソース:Bambu Lab公式ブログ)。X1Cの新規導入を検討中の方は2026年4月14日発売の後継機 Bambu Lab X2D(メカニカルデュアル押出・アクティブチャンバーヒーティング最大65℃・H12 HEPA搭載)も候補にしてください。Bambu Lab公式は2031年までスペアパーツとサポートを継続予定のため、既存ユーザーは引き続き本記事の比較情報をご利用いただけます。

Q: Bambu Lab X1CとX1Eの違いは?

「X1CとX1E、どちらを選べばよいか」というご質問は、業務用途を検討している方からよく届きます。見た目は似ていますが、狙っている用途と材料が大きく異なる機種です。

結論

結論を先に述べると、次の基準で選べば迷いません(新規導入の場合はX2Dへの切替も検討対象)。

  • X1C:PLA・PETG・ABS・PA-CF・PAHT-CF 等、一般的なエンジニアリング樹脂までを高品質に造形したい方向け。個人から業務用途まで幅広くカバーしてきたベストセラー機(2026年3月31日EOL、新規導入は後継X2Dも検討推奨)。
  • X1E:PPS-CF・PPA-CF・PPA-GF・PPS など、より高温・高強度のプロフェッショナル樹脂を狙うオフィス/R&D・少量生産向け。チャンバーが能動加熱される点と、ネットワーク・セキュリティ機能が強化されている点が決定的な違い(2026年3月31日EOL、同等用途は後継機ライン or 在庫のX1Eで対応)。

造形サイズや最高速度など「基本性能」は同等ですが、チャンバーの能動加熱(最大60℃)より高温に対応したホットエンド(最大320℃)イーサネット接続が X1E にのみ備わります。

公式スペック比較

項目 X1 Carbon(X1C) X1E
造形サイズ 256×256×256 mm 256×256×256 mm
最高ツールヘッド速度 500 mm/s 500 mm/s
最大加速度 20,000 mm/s² 20,000 mm/s²
ホットエンド最大温度 300℃ 320℃
チャンバー フルエンクロージャ(能動加熱なし) フルエンクロージャ+能動加熱 最大60℃
対応材料 PLA・PETG・ABS・ASA・PC・PA・PA-CF・PAHT-CF・PET-CF 等 X1C対応材料+PPS・PPS-CF・PPA-CF・PPA-GF 等の高温材料
フィルター 活性炭フィルター G3 プレフィルター+H12 HEPA+活性炭(ココナッツ殻)
AMS 対応 ○(AMS/AMS 2 Pro) ○(AMS/AMS 2 Pro)
ネットワーク Wi-Fi Wi-Fi + 有線イーサネット
LiDAR/AI 検知
販売状況(2026-05時点) 2026-03-31 EOL(後継X2Dは2026-04-14発売) 2026-03-31 EOL

※スペックは Bambu Lab 公式サイト・公式スペックシート(2026年5月時点)に基づく。EOL情報はBambu Lab公式ブログ(2026年)より。

どっちを選ぶべきか

1. 個人・ホビー・小規模な業務利用なら X1C(または後継のX2D/P2S)

造形品質・速度・AMS によるマルチカラーなど、Bambu Lab の代表的な体験はすべて X1C で味わえます。PLA・PETG・ABS・ASA、さらに PA-CF・PAHT-CF といったカーボン混合エンジニアリング樹脂まで問題なく造形できるため、試作から小ロット生産まで幅広く対応できます。新規導入の場合は2026年4月発売の後継機X2Dを第一候補に、X1Cはサポート2031年までを利用する既存ユーザー向けの位置付けになります。エンクロージャ+AMSが必要だが価格を抑えたい場合はP2Sも有力です。

2. 高温エンジニアリング樹脂を恒常的に使うなら X1E

X1E の特徴は、チャンバーを能動的に60℃まで加熱できる点です。これは単に「ABS 等の反り対策」ではなく、PPA-CF・PPS-CF といったガラス転移点が高い樹脂の結晶化・寸法安定性を確保するために設計された機能です。たとえば航空宇宙・自動車・高温環境向け治具の試作で PPS 系樹脂が要求されるケースでは、X1C ではチャンバー温度が足りず再現性に課題が出ます。X1E はホットエンドも320℃まで耐えるため、樹脂本来の特性を引き出した造形が可能になります。なおX1EもEOL扱いのため、流通在庫を抑えるか後継機ラインのアナウンスを公式で確認してください。

3. オフィス・工場での運用なら X1E のネットワーク機能が効く

X1E はイーサネット接続に対応するため、Wi-Fi が制限されがちな社内ネットワーク環境でも安定運用できます。工場・オフィスでの複数台運用、セキュアな環境での導入を考えるなら X1E の優位性が大きくなります。

4. 価格差を活かすならフィラメントに投資

X1C と X1E には価格差がありますが、多くの業務用途では「X1C(または後継X2D/P2S)+ 高品質フィラメントを幅広く揃える」ほうがコスト効率に優れる場面も多いです。用途が PLA・PETG・ABS・PA-CF 中心であればX1C/X2D/P2Sで十分な品質が得られます。

まとめ

X1C と X1E は「造形サイズ」「速度」「AMS 対応」といった基本性能は同等で、差分は「チャンバー能動加熱」「320℃ホットエンド」「PPS 系・PPA 系高温樹脂対応」「イーサネット接続」に集約されます。用途が一般的な樹脂までであれば X1C(または後継X2D/P2S)、産業グレードの高温樹脂を使うなら X1E、という切り分けが判断の起点です。2026年5月時点でX1C/X1Eともに生産終了済みのため、新規購入の方は後継機のX2D(X1C後継)の最新情報をBambu Lab公式 product page で確認のうえ、SK本舗で機種選定相談(/pages/contact)をご利用ください。