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人間の細胞サイズの極小物でも造形できる最新3Dプリンターがスイスから登場

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人間の細胞サイズの極小物でも造形できる最新3Dプリンターがスイスから登場

 

極小を切り拓く3Dプリンティング技術

 

以前、3Dプリンターを用いた極小アートの世界を紹介した。

 



https://skhonpo.com/blogs/blog/nano3dart

 

たとえば実寸比1/52万というサイズで出力した超極小の「戦艦大和」が大きく話題になったこともあるように、手作業で作り出すことは完全に不可能なこうしたマイクロプリントは、3Dプリンターに今後期待されている特殊技能の一つなのだ。

 

 

 



そんな中、わずか数マイクロメートルの構造をプリントできる3Dプリンターが、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)で開発されたというニュースが届いた。

研究者らが開発したのは、溶融エレクトロライティングという方式を用いた3Dプリンター。この3Dプリンターを用いれば、なんと直径1~10マイクロメートルの構造を造形できるという。これは従来のフィラメント3Dプリンターの限界だった100マイクロメートルよりもはるかに小さいものだ。なんでも極小のナノファイバーなどの製造に使われている溶融エレクトロスピニング法という技術を応用したものとのことだ。

 

 



マイクロメートルと聞いてもピンと来ないかもしれない。1マイクロメートルとはつまり0.001ミリメートルのこと。分かりやすいところでは我々の身体を構成するヒト細胞の大きさがそれぞれ直径5〜20マイクロメートルと言われている。あのミジンコですら1.5mm、つまりはミジンコの1/1000サイズのものを造形できるというのだから、これはすごいことだろう。

 

 



さらに注目すべきはその速度だ。今回開発された3Dプリンターを用いれば20×20mmの構造を2分ほどで造形できるという。いわく「コーヒーを飲み終わるまでには完了する」とのこと。素材もプラスチックに限らない多くの材料を用いることが可能とのことで、特に生物学分野での使用の可能性が期待されている。

 

 



開発チームのモーザー氏いわく、求めていた3Dプリンターがなかったため、プリンターから自作した結果生まれたのがこの3Dプリンターなんだそう。目的が手段を形成する好例。果たして、この最新ナノプリント技術がどのように活用されることになるのか、今後も注目だ。

 

 

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