滋賀学園高等学校
滋賀学園は和裁の専門学校として創始者 森はな によって1933年に開設され、後に男女共学の高等学校となり、中学校が併設されて現在に至ります。「自主的に学習する習慣を確立させ、目標に向かって努力し、忍耐力、豊かな人間性を備えた個性ある生徒を育成する」という創始者の理念は、校訓として現在まで脈々と受け継がれています
導入先概要
今回導入したPC部・メディア研究同好会ではプログラミングや写真などの表現方法に加え、3Dモデリングなどの多様な表現方法に取り組んでいます。生徒会と連携してイベントで利用する小物を作成したりしています。
<校舎写真>
<出力作品>
(パズル/ハロウィン飾り・パズルの箱)
実際に利用してみてのご感想
【実際に利用してみてのご感想】
◆今回の3Dプリンターの使用感についてお聞かせください。(選択式/複数回答可)
・思っていたよりも簡単にできた。
・授業導入までまだ時間がかかると感じた。
◆3Dプリンターは予想通りに出力できましたか(選択式)
・イメージよりよかった。
◆使用感についてのご意見・感想・要望
<教員の皆様の視点から>
以外に簡単に作成ができ、時間も積層式より早くできるので、
色々なパターンができ、トライ&エラーの考え方が身に付きそう。
◆使用するにあたって工夫した点を教えてください。
当初はコンピューター室に置いておこうかと考えたが、匂い、レジンの取扱いなどの観点から理科室においておくことになった。
今後は、データを作ってもらい、出力するためのラボのような使い方をしていきたい。
◆3Dプリンター導入により何か知見に変化はございましたか。興味は広がりましたか。授業に取り入れたい/授業で学びたいですか。
<教員の皆様の視点から>
3Dデータの作成が難しいかと思っていたが、
意外と簡単に作れるのだなと感じ、いろいろな教材などを作ってみたい。
◆難しかった・満足できなかった場合に精度や使用方法などどの点でギャップがあったか、出力失敗の理由等をご教示ください。
ベースからの取り外しが以外に難しく、割れたりした。一度ぬるま湯で洗浄してから取ることで少し取りやすくなった。
◆今後も3Dプリンターを使おうと思いますか(寄贈品以外でも3Dプリンターカテゴリであれば可)
・YESの場合
使用範囲をクラブだけでとどまらず、授業などで生徒の3Dデータの作成による、
俯瞰的、多面的な物の見方を身に着けてもらうために、今後も利用していきたい。
◆3Dプリンターを導入して活用できそうな教育分野(科目)についてお伺いします。どの事業や分野で使用できそうでしょうか。
理科:細密格子を作ってみたりしたい。
◆3Dプリンターを授業や学校で導入するのに課題になる点はどういった部分でしょうか (選択式/複数回答可)
・最新分野の為授業計画が難しい/時間が無い。
・授業時間内での出力が難しい(造形スピード)。
・教職員側の知識。
・安全面。
SK本舗より
この度は本企画へご応募いただき誠にありがとうございました。
FDM機のご利用経験がおありとのことで、光造形との違いを感じながら3Dプリンターご使用いただけたかと思います。また、ご感想でいただいたとおり、時間の調整や、授業計画においてハードルを感じるとのお声は多数いただいており、SK本舗としてもSTEAM教育の橋渡しとなるべく邁進していく所存です。
今後の活動も応援しております!