
レジンに必要なものを紹介!初めての方でもカンタンに作れる完全ガイド!
レジンアクセサリーを製作するために必要なことは?
つやつやな透明感と、さまざまな物を封入できるオリジナル感が出せるレジンアクセサリーを見て、レジンを使用したハンドメイドに挑戦したいと思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし、レジンアクセサリーを製作する際、何から揃えたら良いのか悩まれている方も多いと思います。
本記事では、これからレジン作りに挑戦したいと思われている初心者の方に向けて、次の内容についてまとめました。
- レジンの種類
- レジン作りに必要な道具・材料
- あると便利な道具
最後まで読めば、レジン作りに必要なものがわかります。
しっかり準備をして、オリジナルのハンドメイドに挑戦してみましょう!
ハンドメイド用レジンの種類
レジンにはさまざまな種類があります。
具体例を挙げると、以下の4つです。
- エポキシレジン
- UVレジン
- LEDレジン
- UV-LEDレジン
それぞれのレジンについて、特徴をみていきましょう。
エポキシレジン
エポキシレジンは、二液性レジンとも呼ばれ、主剤と硬化剤の2つの液体を混合させることで固まるレジンです。
完全に固めるためには、化学反応を十分に引き起こさせる数日間の期間が必要になりますが、質感や手触りがよく、適度な重みがあり、高級感のある仕上がりになることが特徴です。
2つの液を混合させることで硬化するため、液が2つ、またそれを混ぜ合わせる道具が必要になります。
詳細は後述します。
UVレジン
UVレジンは、1液で固まるレジンです。
UVライトで紫外線を当てることで、約5分と非常に短い時間で硬化させることができます。
硬化時の収縮率が低く、シワができづらいことが特徴です。
一方で、レジン全体へ紫外線を届かせる必要があるため、製作物は薄くする必要があり、封入物の厚みや作品自体のサイズが限定されます。
LEDレジン
LEDレジンもUVレジンと同じく、1種類の液体だけで作れるレジンです。
硬化時間はさらに短く、専用のLEDが放出する特定の波長の光を利用し、約60秒で硬化させることができます。
さらに、経年劣化での色の変化が少なく、透明感が高いという特徴を持ちます。
UV-LEDレジン
UVランプでもLEDランプでも固めることができる1液性のレジンです。
硬化時間も約90秒と速く、硬化で収縮が少ない特徴を持ちます。
さらに、凹凸や反り、ベタつきが少ない特徴もあり、美しい仕上がりの作品製作に適しています。
<h2>それぞれのレジン作りに必要な道具・材料</h2>
レジンの種類によって異なる道具や材料について、以下の順で紹介します。
- エポキシレジン
- UVレジン
- LEDレジン
- UV-LEDレジン
エポキシレジン
まずは、主剤と硬化剤の2液が必要です。
レジン液は下記リンクをご参照ください。
SK本舗のエポキシレジン液ページ:https://skhonpo.com/products/sk-epoxyresin
混ぜて化学反応を起こさせるため、主剤と硬化剤を混ぜる容器が必要になります。主剤と硬化剤の総量が十分に入る大きさの容器が良いでしょう。
容器の材質は、シリコン製やポリプロピレン製がおすすめです。容器に残ったレジン液がはがしやすく、再利用ができるためです。
混ぜる際は力を入れることがあるため、持ち手のある容器を選びましょう。
他には、混ぜるためのスプーンや主剤、硬化剤を正確に測るはかりが必要です。
UVレジン
紫外線で硬化するUVレジン液が必要です。
エポキシレジンとは異なり、液剤を混ぜ合わせる必要はありません。
かわりに、硬化させるためのUVライトが必要です。
LEDライトと間違えないように注意しましょう。
LEDレジン
LEDライトを当てると硬化するLEDレジン液が必要です。
UVレジン同様、1液性の材料ですが、UVレジン液にLEDライトを当てても硬化はしませんので、間違いなく準備しましょう。
硬化させるためのLEDライトも必要です。
コンセント電源でサイズの大きな置き型タイプや、電池式ハンディタイプなどがあります。
製作しようとしている作品の特徴に応じて、LEDライトを選定しましょう。
UV-LEDレジン
UVレジンやLEDレジン同様、1液性の材料ですが、UVライトを照射してもLEDライトを照射しても硬化するレジン液です。
ライトの種類を選ばないため便利ですが、家庭用のLED照明などでは硬化しません。また、太陽光で硬化するものもありますが、天候によって硬化時間が変わってしまうなどの問題もあるため、専用のライトを購入する方が良いでしょう。
LEDライトと同様に、サイズや機能に違いがあるので、作品に応じて必要な物を選定するようにしましょう。
UV-LEDレジンのレジン液やライトはSK本舗でも取り扱っております。
SK本舗のUV-LEDレジン液ページ:https://skhonpo.com/products/uv-led_resin_aschenputtel
SK本舗のUV-LEDライトページ:https://skhonpo.com/products/sk-uvledlight-bytekale
どのレジン作りにも必要な道具・材料
ここでは、レジンの種類に関わらず、必要になる道具や材料について紹介します。
- ピンセット
- モールド(ミール皿、シリコン皿)
- 封入物
- つまようじ
それでは、順に説明していきます。
ピンセット
レジンの中にハンドメイド作品の構成となるパーツを入れる際に使用します。
素手でパーツを入れると、レジンに触れてしまう恐れがあります。
また微調整も難しいです。
ピンセットがあれば、細かな作業も可能になります。
とはいえ、特殊なピンセットを用意する必要はありません。
家庭用のピンセットを利用することも可能です。
モールド(ミール皿、シリコン型)
レジンの型取りやアクセサリーのパーツ作りに用いる「皿」や「型」です。
これらをモールドと言います。
レジン液を満たし、硬化した後に、モールドから取り出すことでレジンハンドメイドの形を作り出します。
形だけでなく、厚みや模様などさまざまな要素を含む、重要な道具です。
数多くの種類がありますので、作品のイメージに合うものを選びましょう。
封入物
ハンドメイドアクセサリーを彩る重要なパーツが封入物です。
ドライフラワーやシェル、ビーズ、ラメなど、多くの種類があり、オリジナリティを出すポイントになります。
ただし、生花など、水分を含むものは硬化の妨げになる可能性があるため、使用しないのがおすすめです。
SK本舗では、シールを販売しておりますので、封入物の参考にしてみてください。
SK本舗のレジン封入シールページ:https://skhonpo.com/collections/resin_encapsulation_seals
つまようじ
封入物を突いたり、動かしたり、広げたりと、レジンハンドメイド製作の多くの作業に関わり、ちょっとした作業に必要になるのがつまようじです。
ごく一般的な、木の丸形状の仕様が使いやすいでしょう。
レジン作りにあると便利な道具
ここでは、必須ではないが、あれば便利という道具を紹介します。
- 手袋
- アルコール液
- マスク
- エプロンもしくは作業着
- シリコンマット
- 作り方の書籍
順に解説していきます。
手袋
レジンハンドメイドで多いトラブルは、手にレジン液がついてしまうことです。
素手で作業をする場合は、気づかないうちに付着してしまっていることもあります。
レジンは、肌のかゆみやかぶれを引き起こすことがあり、肌トラブルの原因となります。
このようなトラブルを回避するためにも、手袋の着用がおすすめです。
アルコール液
手袋を準備できない場合や、肌にレジンが付いてしまう場合を想定し、アルコール液を準備しておきましょう。
すぐにアルコール液で拭き取ることで、肌トラブルを最小限に抑えることができます。
アルコール液は応急処置ですので、その後は、せっけん水で洗い流しましょう。
マスク
粉塵の吸い込み防止と匂いの防止に役立つマスクもおすすめアイテムです。
レジンを硬化させたあと、バリの除去や形の微調整を行うために、研磨を行うことが多いです。
この時、レジンが粉塵となり、舞い上がってしまう可能性があります。
粉塵を吸い込まないようにするためにも、作業中はマスクを着用しましょう。
また、レジンには特有の匂いがあります。
匂いに敏感な方やレジンの匂いが苦手な方は、常にマスクを着用しておくことをおすすめします。
エプロンもしくは作業着
ハンドメイド製作中には、レジンが衣服に付着してしまうトラブルも多く発生します。
レジンは一度衣服に付着すると落とすことが困難です。
作業時は、汚れてもいい服や作業着、もしくはエプロンの着用がおすすめです。
シリコンマット
ハンドメイド製作中には、作品の周囲にレジンをこぼしてしまうことがあります。
そこで、下敷きとして使用できるシリコン製のマットを準備しておくと良いでしょう。
レジン液はシリコン素材にくっつきません。
シリコンマットの上にレジン液をこぼしても、硬化させることで簡単に剥がすことができます。
そのため作業机を汚すことがなくなります。
作り方の書籍
レジンを用いたハンドメイドでは、オリジナリティが出せる反面、どのような作品にしようか悩まれる方も多いです。
そこで、様々な雑貨の作り方をまとめた書籍があると参考になります。
SK本舗でもおしゃれ雑貨をまとめた書籍を販売しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
参考ページ:https://skhonpo.com/collections/craftresin_publications
まとめ「レジンに必要なものを知ってハンドメイドにチャレンジしよう」
本記事では、レジンに必要なものを解説しました。
レジンの種類は、大きく分けて「エポキシレジン」「UVレジン」「LEDレジン」「UV-LEDレジン」の4種類があり、それぞれに特徴をもち、必要なものが異なります。
作りたいものに応じて、レジンの種類を決め、必要な道具を準備して、レジンハンドメイドにチャレンジしてみましょう。
レジンアクセサリーは、自らがハンドメイド作家となり、販売することもできるほか、好きなことに集中できる時間を作りリフレッシュにあてることもできます。
本記事を読んでいただいたこのタイミングで、レジンハンドメイドの制作に挑戦してみてはいかがでしょうか。