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MeaTechが手がける「肉の農園」とは? 牛、鶏、豚、3Dバイオプリントミートの最前線

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MeaTechが手がける「肉の農園」とは? 牛、鶏、豚、3Dバイオプリントミートの最前線

 

食肉3Dバイオプリントを牽引するMeaTech

 

3Dバイオプリントによるオルトミートの製造に関してはこれまで幾度も取り上げてきた。

これまで紹介してきたものの多くは牛の赤身肉の培養だった。最近では日本の研究チームがサシの入った牛肉を3Dプリントして話題になっている。

 

 

 

 

 

牛肉は「育てるもの」から「モデリングするもの」に!? 「サシ」まで調整可能な日本発の先端3Dプリントミート

https://skhonpo.com/blogs/blog/sashibeef



しかし、肉といえば牛ばかりではない。筆者が日常で最も食するのは鶏肉だ。

そんな中、来年に向けて養鶏樹脂生産を拡大すると発表している企業がある。MeaTechだ。創業からわずか2年のイスラエルのこの会社は、バイオプリンティングミートの技術開発を行い、すでにナスダック取引所の上場企業となっているのだ。

 

鶏肉、そして豚肉もバイオプリントの対象に

 

MeaTechの展望は大きい。現在の3Dバイオプリント技術を改善し、さらに肉のサプライチェーンを簡素化、これによって消費者に様々な新製品を提供することだ。その上では、当然、肉の種類の拡充が求められる。

 

 

創業からわずか2年のMeaTechは、バイオプリンティングミートの技術開発を行い、すでにナスダック取引所の上場企業となっている(画像引用:MeaTech)

 


今後、養鶏樹脂技術を活用することで、MeaTechは鶏の胸肉などの本物の肉の切り身を生産していく予定だという。鶏肉好きとしては是非味見をしたいところだ。

さらにそれだけではない。MeaTechはもう一つのMeat、そう豚肉のバイオプリンティングのための研究開発活動も意欲的に拡大している。豚肉は世界中で最も消費されている肉であり、この開発に成功した暁には、MeaTechの生産事業は飛躍的に成長することだろう。

MeaTechの事業開発責任者は、2050年には現在の2倍になると予想される食肉消費需要を満たすためには、今後30年間で、人類のこれまでの歴史で生産された総量よりも多くの食料を育てる必要があると述べている。しかし、当然、通常の生産方法では不可能だ。仮に可能だとしても、地球環境がそれを許さない。そこで求められているのが細胞農業技術なのだ。

 

 

あたかも「肉の農園」? 細胞農業技術とは何か

 

細胞農業技術とはなんだろうか。

これは端的にいうと、実験室で細胞を成長させることだ。

科学者は動物に害を与えることなく臍帯のサンプルを収集、そこから細胞を採取し、バイオリアクターに入れて増殖させる、そこから細胞株をバイオインクに変換した上で3Dバイオプリンターにロード。これによって細胞が組み立てられ、さらにそれらを成熟させ、組織を形成し、肉の切り身を生み出していく。

 

 

画像引用:MeaTech



想像してほしい。ラボのカプセルの中で、肉の細胞が育っていく様子を。これはまるで肉の農園だ。今後はあたかも植物を育てるように食肉が屋内農園で育てられるというわけだ。

 

 

MeaTechがイメージする「肉の農園」(画像引用:MeaTech)


果たして、3Dバイオプリンティングは今後どう進化していくのだろうか。私たちの食の未来に関わる重要なテクノロジーであるだけに、今後の進展から目が離せない。



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