限定予約販売中のElegoo Mars 3を大手メディアが徹底レビュー! その評価のほどは?
大注目の「Elegoo Mars 3」、その真価はいかに?
現在、SK本舗で限定予約販売中のElegoo Marsの新バージョン「Elegoo Mars 3」。
果たして「3」へと進化したことで、どのようなアップデートを遂げたのだろうか。
折しも、3Dプリンターの世界的メディア「ALL 3DP」が「Elegoo Mars 3」のレビュー記事を出していた。果たして、その評価のほどはどうだろうか。
まず今回のアップデートについて基本的なところをおさえておこう。
「3」では、より広くなった設置スペース、35ミクロンの印刷解像度を可能にする4K LCDスクリーンが搭載されたことで、今まで以上の印刷量で高レベルの出力が可能になったとされている。さらに今回の「3」では初回に限りスライサーソフト「Chitu Box Pro」のサブスクリプションが1年分付属していて、FEPフィルムが3枚も初期装備でついてくるという。それにも関わらず価格は今回も安定の50000円内だ。
基本内容だけでも、すでに「買い」感しか感じないのだが、ここからは「ALL3DP」の記事を覗きながら、実際の使用感についてを見ていきたいと思う。
サイズアップしたビルドボリュームと高精細の4Kモニター
さて、まずは長所として、サイズアップが挙げられている。143×90×165mmのビルドボリュームは小型のレジン3Dプリンターとしてはかなり大きい。これに4K画面を取り入れたことで、超高解像度印刷が可能になったとしている。
ただ、ここで一点、辛口な批評も。解像度は確かに向上しているが、以前の2K解像度のものと比べた時に、その向上の幅は「とても大きい」というわけではないということ。「3」の出力物の方がエッジが確かにはっきりしていることがわかるが、全体のディティールとしては大幅な変化があるとは言えないとしている。
さすが大手メディア、忌憚のない言葉が並んでいるが、一方でこの「3」は単なる高解像度以上のものをユーザーに提供しているとも。まず、これまでのMARSの美点は全てそのまま残っているという点。そして、それ自体が20000円程の価値があるChiTuBox Proの1年分のサブスクリプションが付属しているというのは、もはやありえないことだ、と驚愕している。
洗練されたデザインと新しくなった光源
また洗練されたデザインにも触れている。いわく「丸みを帯びたそのデザインはApple社の製品のようだ」と。以前の箱型のデザインも素晴らしかったが、今回のモダンな、丸みを帯びたデザインを我々は求めていたと絶賛だ。確かに家庭用3Dプリンターは置き場が自宅であることを思えばビジュアルは大事だろう。その点、MARS 3は「純粋に美しく」、居住空間を彩るビジュアルに仕上がっている。
ボタンの配置なども便利な配置になっていると概ね好評。ただ、タッチスクリーンに角度がないことから太陽光が強い場合はやや見にくいかもと指摘している。
しかし、ここで再び批判ポイント。今シリーズでもWi-Fi機能が搭載されていないという点だ。基本的にElegoo社のプリンターはUSBによるデータ移動となっている。ここに関しては、もはや「USB! I Did It Again」はElegooのテーマソングのようだ、と皮肉が述べられていた(笑)。
さらに光源にも触れている。今回の「3」では、新しく強力なCOB(チップオンボード)のLED光源が選ばれている。この革新によって以前のものより、ランプ寿命の長さや熱効率、ルーメン出力においてより多くの利点が生じているとのことだ。
また、基本的な設定の簡単さ、使いやすさ、は従来通りで「魅力的だ」としている。
総評としては間違いなく「おすすめ」
さて、色々と見てきたが、「ALL3DP」のレビュアーによる最終的な評価としては、「Elegoo Mars 3」は間違いなく「おすすめ」であるとのことだ。
たしかに「3」は100%完璧なマシンではない。Wi-Fi機能がないなどの不便さはあるが、そうしたポイントを差し引いても、現在の市場における実に素晴らしい3Dプリンターであることは変わらないと絶賛されている。もっと言えば、付属のChiTuBox Proを1年試してみるためにだけでも買う価値はある、とまで書かれている。要するに「買い」ということだ。
はてさて、世界最大手メディアも絶賛するElegoo Mars 3。この機会に是非お試ししてみてはいかがだろうか。
商品詳細ページはこちらだ→https://skhonpo.com/products/elegoo-mars3