映画館で"3Dプリンターのひみつ発見"——5月30日 神戸ハーバーランドで小学生向けワークショップ開催

3Dプリンター製のカードに、神戸をテーマにしたキャラクター(ハト・赤ちゃん・シャチ)を子どもが描き込んだ作品サンプル
ワークショップで子どもたちが制作する作品サンプル。3Dプリンターで成形された専用カードに、神戸をテーマにしたオリジナルキャラクターを描き込む。(画像出典:阪急阪神不動産株式会社/オーエス株式会社 プレスリリース

神戸ハーバーランドの映画館「OSシネマズ神戸ハーバーランド」のロビーに、3Dプリンターが現れます。OSシネマズを運営する オーエス株式会社(阪急阪神東宝グループ)が、小学生向けの体験型ワークショップ 「CINE LAB『学んで・見て・描く!3Dプリンターのひみつ発見隊!~3Dプリンター製カードにオリジナルキャラクターをデザインしよう~』」を、2026年5月30日(土)に開催します。

3Dプリンターの仕組みを学び、機材が動く様子を間近で観察したあと、3Dプリンターで作られた専用カードに「神戸をテーマにしたオリジナルキャラクター」を子どもたち自身が描き込むという内容です。完成したカードは大きな神戸マップの上に持ち寄り、それぞれの作品を発表し合うところまでが1セット。「ものづくりの入口を、映画館という日常空間で開く」という、CINE LAB シリーズらしい構成になっています。

定員は各回10名と少なめで、対象は小学生全学年、参加費は 税込1,000円。会場は OSシネマズ神戸ハーバーランドのロビー中央に組まれる特設会場で、申し込みは LINE 公式アカウント「CINE LAB」のトークルームから受け付けます。本記事執筆時点では締切前ですが、定員に達し次第終了とのことなので、興味のあるご家庭は早めの動きが安全です。

ワークショップの内容と申込方法

プレスリリース(阪急阪神不動産/オーエス株式会社、2026/4/30付)によると、当日の概要は次の通りです。

項目 内容
開催日 2026年5月30日(土)
時間枠 ①10:00〜11:00 ②11:30〜12:30 ③13:30〜14:30 ④15:00〜16:00(各回約60分)
会場 OSシネマズ神戸ハーバーランド ロビー中央 特設会場
(神戸市中央区東川崎町1-7-2 神戸ハーバーランドumie サウスモール5階)
対象 小学生全学年
定員 各回10名
参加費 1,000円(税込)
主催 オーエス株式会社(OSシネマズ運営)
協力 クリスタライズ神戸
申込 LINE 公式アカウント「CINE LAB」を友だち追加し、トークルームの応募フォームより申込(https://lin.ee/YLeJXrK

60分間の内訳は、学習20分(3Dプリンターの仕組みや活用事例の紹介、機器の動作観察、出力サンプルの体験)、制作30分(3Dプリンター製カードに神戸をテーマにしたキャラクターを描き込む)、発表10分(神戸マップ上に作品を配置し、特徴や工夫点を共有)という配分です。

ワークショップで使用される3Dプリンター本体と、3Dプリンター製のオリジナルカードに絵が描き込まれた完成サンプル
左:当日使用される3Dプリンター(機種詳細は公表されていません)/右:3Dプリンター製のオリジナルカードに、神戸をテーマにしたキャラクターが描き込まれた完成サンプル。(画像出典:阪急阪神不動産株式会社/オーエス株式会社 プレスリリース

なぜ「映画館 × 3Dプリンター」が面白いのか

CINE LAB は、オーエス株式会社が「映画館を、映画を観る場所だけでなく、地域文化の発信拠点として活用する」という趣旨で展開している体験型プロジェクトです。これまでも防災・環境問題・プログラミング・クラフトといったテーマで開催実績があり、今回は「3Dプリンター」が題材として加わった形になります。

「映画館のロビーに3Dプリンターを置く」という設えにはいくつかの実務的な利点があります。

  • 動きと音を見せられる:3Dプリンターは“動いているところを観るのが一番面白い”機材です。広いロビーに据え置けば、参加者だけでなく通りすがりの観客にも触れる機会が生まれます
  • 家族で来る場所:映画館は親子で訪れる場所なので、ワークショップ参加と映画鑑賞を1日で組める動線が自然に作れます
  • 天候・季節の影響を受けにくい:屋外イベントと違って、雨天や猛暑でも問題なく開催できます

国内では、家電量販店・教育施設・図書館・科学館での3Dプリンター体験は徐々に増えていますが、シネマコンプレックスでの開催はまだ珍しい部類です。「不特定多数が日常的に通る商業空間」で、子どもが本物の3Dプリンターに触れる機会を作る、というアプローチが今後広がるかどうかは要注目です。

国内の3D教育普及の動きと、家庭での次の一歩

2026年に入ってからの国内動向を見ると、3Dプリンターは「個人で趣味として持つ」段階から、「教育・体験コンテンツとして地域に出ていく」段階へと裾野が広がってきています。STEAM教育文脈での導入だけでなく、文化施設・商業空間・公共図書館での体験イベントが各地で立ち上がりつつある印象です。

ワークショップで「面白かった」と感じたお子さん・保護者の方が、家でも続けるなら、次の一歩はだいたい次のいずれかになります。

状況 推奨アクション
まずは「触り続けたい」けど機材は家に置けない 近隣のFabLab/メイカースペース/こども科学館の利用継続。神戸近郊なら FabLab Kobe など
家庭用に1台買って親子で続けたい(FDM入門) 静音・自動キャリブレーション搭載の入門機(Bambu Lab A1 mini など)から。設置・運用相談はSK本舗
配布されている無料データを印刷してみたい SK本舗運営の3D Data Japanで日本の作家データを入手
学校・自治体イベントの主催側として導入したい 教育機関・法人向けの導入相談はお問い合わせフォームから

CINE LAB のような体験イベントが各地で増えるほど、家庭・学校・自治体での次の一歩の選択肢も整理が必要になっていきます。今回の神戸開催は、5月30日の各時間枠が定員になり次第締切ですので、近隣のご家庭はお早めにLINEから申込みください。

参考情報