3Dプリンターによるコンクリート革命が建築業界を塗り替える!? オランダの最先端研究に迫る
ミステリーマン
ミステリーマン
エリナ
エリナ
さて、3Dプリンターに関連して今回もホットな話が届いたぞ。

ん、ふぁふぃ~ふぁんのふぉふぉ~?
シャッフルたん

エリナ
エリナ
ちょ…、シャッフルたん、口の中がいっぱいで何言ってるか分からないぞ。一体何を食べてるんだ?

んっとね~、焼き芋! もう最近すごい寒いからさぁ、ホックホクの焼き芋がおいしいんだよね~。
シャッフルたん

エリナ
エリナ
君は本当に食べてばっかりだな。たしかにおいしそうだけど…

おいしいよ~。 でもあげないからね!これは私の!! …で、お話ってなんの話?
シャッフルたん

エリナ
エリナ
そうだそうだ、焼き芋につられて話を忘れるところだった。実は今年の9月、オランダで世界最長のコンクリート3Dプリンター橋が誕生したそうなんだ。

コンクリート? 橋? オランダ?
シャッフルたん

エリナ
エリナ
うむ、だから今回は3Dプリンターとコンクリートについてちょっと話してみたいと思ってだな。

おおぉ~、面白そう! あ、でもちょっと待って。あと一個だけ焼き芋買ってくるから。
シャッフルたん

エリナ
エリナ
まだ食べる気なのか……しかし、どうせなら私のも頼む!

あはは、そういうと思った~☆
シャッフルたん

世界最長3Dプリンター橋をめぐって各国が競争

エリナ
エリナ
さて、まずは写真をあらためて見てみよう。これが、今回オランダで作られた世界最大のコンクリート3Dプリンター橋だ。

3dプリンターの橋

うををををををを!これを3Dプリンターが作ったの? すごいね!
シャッフルたん

エリナ
エリナ
そうなんだ。制作したのはオランダのデザイナーであるミシェル・ヴァン・デル・クレイとアイントホーフェン工科大学。なんでも国家的なプロジェクトでもあるらしく、今回は世界最長となる全長28mの3Dプリントコンクリート橋を完成させたということだ。

こんな大きなコンクリートも自由に成形できるんだね?
シャッフルたん

エリナ
エリナ
今回はプリント施設Printfabriekを利用し39個の部品に分割造形された後、組立て作業を行なったみたいだ。いずれにしてもこの斬新な形状。見ていてほれぼれするよな。

うんうん。未来的~。かっこいい!
シャッフルたん

エリナ
エリナ
実はいま、この3Dプリンティングによるコンクリート橋をめぐっては各国が競い合うようにして建設をしているようなんだ。今年の1月には上海でも、その当時の最長となる3Dプリントコンクリート橋が設置されて話題になったばかりだったからな。

これも形がおもしろ~い。みんなで競い合うことで開発が活発化しているんだね。
シャッフルたん

エリナ
エリナ
そうだな。中でも現在、そのトップにいるのがオランダというわけだ。今回の橋の建設もそうだが、実はその後にもまたさらなる進展があるんだ。

ふぃふぃふぁ~い(聞きた~い)!
シャッフルたん

エリナ
エリナ
早く焼き芋食べ終われ!真面目に聞け!!

(ごくっ)
シャッフルたん

3DコンクリートプリンティングでCO2排出量を削減

エリナ
エリナ
世界最長の橋が架けられた9月、実はオランダに拠点を置く3Dプリンティング企業VerticoとGhent大学の二つの組織が力を合わせて、これまでにない超巨大規模でのコンクリートの印刷を成功させるというニュースも同時にあったんだ。

あ、これも橋だ。でも、さっきのより小さくない?

シャッフルたん

エリナ
エリナ
うむ。しかしここで注目すべきは、これが分割ではない1回の出力によるもの、ということなんだ。この橋の製造にあたっては現在の最先端の新技術が導入されているんだが、この新技術ではコンクリートを一層ごとに堆積することで成型が行われている。今回はそれを今まで以上に大規模なサイズで試みたというわけだ。この成功によってコンクリート建築技術を来たるべき大転換へとまた一歩近づいたと言えるだろうな。

うわ出た! また大転換! なんか大げさな気もするけど、その技術について詳しく教えて!
シャッフルたん

エリナ
エリナ
まず、これまでコンクリートで形を作る上ではまずコンクリートを流しこむ金型が必要だったんだ。それは分かるな?

分かるよ!液体を固めるには何か形を決める型が必要ってことだよね。身近な例でいうと、氷を作る時に型を使ってるよね。
シャッフルたん

エリナ
エリナ
その通り。しかし、3Dプリンターによって堆積して成型が可能になったことで、その金型なしでもコンクリートを成型することができるようになったんだ。つまり、単純に考えても作業工程が半分になったというわけだ。

なるほど! これまではまずその金型を作るところから始めなきゃいけなかったんだもんね。
シャッフルたん

エリナ
エリナ
うむ。ただ、それだけではないぞ。金型を経由しないことで、コンクリート構造体により多くの完成自由度がもたらされることになったらしい。つまり、今までは金型の特性上、技術的に難しかったような形状のコンクリートも作れることになったということなんだ。

うおお、作業工程が半減して自由度もアップってまさに大転換じゃん! 大げさじゃなかった!
シャッフルたん

エリナ
エリナ
私は大げさな表現なんか一度も使ったことないからな! 実際、バーティコの創設者のVolker Ruitingaさんはプレスリリースで、「この橋は、3Dコンクリートプリンティングのさらなる可能性を示しています。バーティコでは、この技術が建築物の建造を最適化しCO2排出量を削減するとともに、建設業の生産性を向上させる鍵となると考えています」と述べている。

あれれ、なんでCO2が関係してくるの?
シャッフルたん

エリナ
エリナ
土木建築分野において、コンクリートの製造によって排出されてるCO2量は実に全体の4分の1を占めているそうなんだ。特にユニークな形や有機的な形状のコンクリート建築を作ろうとした場合、そこで生じる環境コストというのは非常に大きなものだったらしい。この3Dプリント技術を通じたイノベーションによって、そこが大幅に削減されるとのことなんだ。

生産性があがって、コストも下がって、環境にも優しいってやば! イマドキノキギョウガイキノコルジョウケンダネ。
シャッフルたん

エリナ
エリナ
うむ、シャッフルたんが意味を理解していないが表現としてふさわしいんだろうな~と言っていることはわかったぞ。その通りだ。そしてなんでもバーティコ社は橋に続いてコンクリートのドームハウスの3Dプリントに取り組んでるらしい。2020年の2月には生産を開始予定とのことだ。他にも斬新な形の3Dコンクリート彫刻作品なんかも発表している。

ふぉんふぉのふぇんふぁいふぁらもふぇふぁふぁふぁふぇふぁふふぃふぇ(今後の展開からも目が離せないね)。
シャッフルたん

エリナ
エリナ
あ、また焼き芋食べてる! て、私の分も食べちゃってるし!!

だってエリナちゃんずっとお話に夢中だから、焼き芋が冷めちゃうんだもん。もったいないな~って思って。
シャッフルたん

エリナ
エリナ
私は猫舌なんだ! くぅ、もういい、自分で買ってくるもん!

あ~あ、行っちゃった。なんだかんだ食いしん坊なんだからなぁ、エリナちゃん。というわけで以上、シャッフルたんでした!
シャッフルたん

エリナ
エリナ
以上広報エリナでしたーーー!(雰囲気を察して焼き芋屋さんから叫ぶ)