試作品制作に適した商品
試作をご自身で3Dプリンターでするメリットとしては、
①金型不要で費用を抑えて試作できる
②外注に依頼する必要なく試作時間を短縮できる
③手軽に何度でも作り直すことができる
という点が挙げられます。
①金型不要で費用を抑えて試作できる
従来は試作品の制作に金型を作成することから必要でした。しかし3Dプリンターで制作をする場合、金型はいらずデータさえあれば出力することができます。そのため金型の制作費が一式不要となりました。更に、ご自身で3Dプリンターを購入して制作する場合、試作品の外注費が不要となります。
②外注に依頼する必要なく試作時間を短縮できる
試作品を外注した場合、依頼先の制作状況なども踏まえてリードタイムを考える必要があります。ご自身で3Dプリンターを使用した場合、物によって幅はあるものの数時間~数日でできるため、出力に失敗した場合でも結果的に試作品の制作時間を短縮することができます。
③手軽に何度でも作り直すことができる
試作品の修正箇所が見つかった場合、外注しているとその修正の依頼や追加の費用が発生します。そのため、修正自体のハードルが高くなる一方、ご自身で3Dプリンターで試作品を出力した場合はデータを修正して簡単に出力ができるため、微調整なども手軽に行えます。
試作品制作におすすめの商品
試作品制作では、なるべく手間なく費用を抑えるのがコツです。光造形方式では水洗いレジンを使用してなるべく後処理を簡単にしたり、FFF(FDM)方式では使いやすいPLAやABSのフィラメントを使用するなど、試作品の材料を工夫することでより効率的に、手軽に行うことができます。
3Dプリンター(光造形方式)
光造形方式は、小さく細かい出力ができ、同じサイズで比較するとFFF(FDM)方式よりも早く出力することができます。2K、4Kなどはいわゆるテレビと同じで解像度を表しますが、2Kでも十分高精度な出力が可能です。特にSonic Miniは大変お手頃な価格で導入できます。
3Dプリンター【光造形】(2Kプリンター)
3Dプリンター【光造形】(4K〜7Kプリンター)
3Dプリンター【光造形】(8Kプリンター)
レジン
洗浄液不要の水洗いレジンが手間いらずでおすすめです。特にSK水洗いレジンは硬化剤が多めに入っていることで出力の失敗が少なく、細かいディテールも出力できます。
SK水洗いレジン 1000g [~12K対応]
SK水洗いレジン 500g [~12K対応]
SK10K水洗いレジン [~12K対応]
あると便利な商品
光造形機での出力にあたってあると便利な商品です。SK本舗オリジナルのFEPフィルムは剥離性が良いため、細くこまかいモデルも傷つけることなく造形が可能です。
3Dプリンター関連商品(二次硬化機、洗浄機)
メンテンナンスパーツ(ACF,FEP,nFEPフィルム)
便利グッズ(光造形機向け)
3Dプリンター(FFF(FDM)方式)
大きい出力はFFF(FDM)方式が得意とする分野です。また、価格帯も光造形機よりは低めのものもあり、精度をそこまで問わない場合にはFFF(FDM)方式がおすすめです。
3Dプリンター【FFF(FDM)】(6万円未満のプリンター)
3Dプリンター【FFF(FDM)】(6〜10万円のプリンター)
フィラメント
SK本舗のPLAフィラメントは気泡なく出力ができ、また大きなモデルももつれなく出力することが可能です。また、PLAフィラメントは初心者から経験者まで幅広く使用しているフィラメントで使い勝手がよく、試作品製作にぴったりです。
SK本舗 FFF(FDM)方式3Dプリンター用フィラメント(PLA) マット色(PLA 1kg)
SK本舗 FFF(FDM)方式3Dプリンター用フィラメント光沢色 (PLA 1kg)
SK本舗 FFF(FDM)方式3Dプリンター用フィラメント (ABS 500g/1kg)
あると便利な商品
FFF(FDM)機での出力にあたってあると便利な商品です。フィラメントは湿気が大敵ですので、防湿・防塵真空保管キットはより高い精度で出力するために必須アイテムです。