さて、今回もSK本舗ジャーナルでは色々なニュースをお届けしたい！最近はCOVID-19関連の話ばかりだったから、今回は少し違うニュースを扱っていこう。
今回のパンデミックで、特に医療分野において存在感を示している3Dプリンターだが、新型コロナ関連以外でも大きな貢献をしてるんだ。
うんうん！ これまでもいっぱい紹介してきたよね！ バイオ3Dプリンターによる臓器や血管のプリンターとか。
不老不死がついに実現!? 3D臓器プリントによって身体の全てのパーツが交換可能に
ああ、ただ今回はバイオ3Dプリンターじゃないんだ。まず、紹介するのはこちら！
京都のスタートアップ企業クロスエフェクトが国立循環器病研究センターとの共同で行っている小児の心臓手術を支援する治験を開始
上記機関が3Dプリンターによって子供の心臓模型を作ったそうなんだ。子供の心臓は小さくて複雑で非常に扱いが困難なんだが、この精巧に作られた心臓で手術の予行演習をしようというわけだな。
おお！ 現場の外科医さんにとってみれば、すごく役立ちそう。でも硬さとかってどうなの？
きちんと柔らかい材質が使われてるようだ。CTの画像から患者それぞれの心臓を細部まで忠実に再現して作ることができるから、執刀医にとってはこんな心強いことはないな。
ああ、まだ治験段階だが、すでに5つの施設で治験が進められてて、2020年12月までに20例を目標としているようだ。これによって手術の成功率が上がったらいいな！
（参照）https://r.nikkei.com/article/DGKKZO58219450X10C20A4TJM000?s=5
足腰をケアする3Dプリンター製オーダーメイドインソール
さて、次も少し医療に関わっているニュースだ。
株式会社ジャパンヘルスケアがオーダーメイドインソール「HOCOH（ホコウ）」の販売をスタート
予防医療によって痛みのない社会を目指している株式会社ジャパンヘルスケアが、オーダーメイドインソール「HOCOH」というのを販売スタートしたらしいんだ。
オーダーメイドインソール？ 靴の中のベラのことだよね？
うむ。このインソールは足腰の痛みや疲れの原因となる「足の歪み」の矯正のために開発されたものらしい。人の身体は千差万別。既製品だとその多様性に対応できず、どうしても一律の形になってしまう。しかし、それだと足腰に負担がかかってしまう可能性もあるようなんだ。
だから、それぞれの足にフィットするインソールなんだね！
ああ。この「HOCOH」では、足の写真を送るだけで、医療者が解析し、3Dプリンターで製造されたオーダーメイドインソールが配達されるという仕組みになっている。
以前、オーダーメイドの3Dプリンター靴屋さんやメガネ屋さんも紹介したけど、その流れだね！
来店なしでもサイズぴったりの靴をフルオーダーメイド!? 3Dプリンターを用いた革命的な新サービスが登場。
3Dプリンターによって実現した近未来型眼鏡！ マスカスタマイゼーションの最前線とは？
うむ、そこに医学的な知見が加えられてるというわけだな。もともとジャパンヘルスケアは3Dセンサーで歩き方を可視化する「MIRROR WALK」の開発を行ってきた会社でもある。健康のためのオーダーメイドインソールの必要性はずっと認識していたようだが、今回、工場との連携によってようやく実現したってわけだ。
確かに歩行は日常的な行為だもんね。少しでも快適にしたい。
LINEからも写真を送れるらしい。商品購入ページから注文個数とオプションを入力し、その後、6枚の写真を送れば注文完了だ。だいたい4週間前後で自宅に届くらしいぞ。
オーダーメイドインソールは、もともとかなり敷居が高いものだったんだ。これでもかなり安価に抑えたようだな。足腰の健康のためには、安い買い物かもしれないぞ！
（参照）https://techable.jp/archives/122903
フルカラー3Dプリンターで出力された「クジラ」が話題に
続いてはちょっとユニークなニュースだ。
SNSで話題のマッコウクジラのフィギュアは3Dプリンターで一発出力
4月の上旬にあるマッコウクジラのフィギュア写真がツイッターで注目を浴びたんだ。その神秘的なデザインが絶賛され、なんと18000件以上のリツイートを集めたらしい。
吉本アートファクトリー代表の吉本大輝さんのtwitterより（@y_a_f1226）
うむ。このフィギュア、実は3Dプリンターで一発出力されたもので、「これは驚きだ」とメディアなどでも評判になっている。
わ～！ 3Dプリンターの造形力がみんなに届くのは嬉しい！
だな。作者は吉本アートファクトリー代表の吉本大輝さんとう方のようだ。作品名は『玉骨標本』。使用したのはフルカラー3Dプリンターで、雑誌「SPA!」での取材に対して吉本さんは「ソフト上でモデルに色をつけてフルカラー3Dプリンターデータを入れれば、そのまま色がついたモデルが出てくる……という感じです。最先端のフルカラー3Dプリンターは、データさえ作れれば簡単に出力できます」と回答しているな。
フルカラー3Dプリンターの存在感が増してきてるんだなあ！
ああ、こういう作品が話題になることによって「自分も3Dプリンターにトライしてみたい！」と思う人が増えることはとても嬉しいことだ。皆さんも次なるバズを狙って切磋琢磨してほしい！
うむ。実際に手にとってみることで、より3Dプリンターのすごさを味わえるはずだ。やっぱり実物に触れるのが一番だからな！
（参照）https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200422-01660103-sspa-soci
ステイホームの時代は3Dプリンタークッキングが熱い！？
さて、最後のニュースだ。今、外出自粛の中で、パン作りやホームクッキングが新しい趣味として流行しつつある。そんな中で、自ずと3Dプリンターにも注目が集まってる。たとえば、最近、話題になったのがBUZZFEEDのこの記事だ。
手作りプリン型と一緒におうち時間を。均一にカラメルをかける方法がこちら。
これは同メディアの記者さんの友人が、外出自粛を少しでもポジティブに楽しむためにと、3Dプリンターを使ったお菓子づくりについて提案している記事だ。
ああ。この記事では3Dフードプリンターではなく、3Dプリンターを使って好きな「型」を作り、その「型」を使ったプリン作りについて、その試行錯誤が記されているんだが、とても楽しそうで、こういう時間がいつもより多くある時だからこその「楽しみ方」についてのよき範例となってる。
そうだよね。ショッピングに行ったり、外食に行ったり、みたいな華やかな遊びがなかなかできない時だからこそ、自宅でできることを充実させたい。その上で、3Dプリンターは絶対に大活躍するよね。
ああ、このステイホームの機会に3Dプリンターに是非とも挑戦してみてほしいところだよな。その上で、3Dプリンター初心者にとって、お値段、サイズ的にもお手頃なのは、今ならやっぱりPhrozen sonic miniだな。
Phrozen Sonic Mini_PZSONICMINI
うんうん。なかなか新しい大きな投資がしづらい状況の人もいっぱいいるだろうし、まずはここら辺から始めてみるといいよね。その後、大判も出したくなったら、Phrozen Sonic XL ４Kもあるし！
Phrozen Sonic XL 4K 【プリセール！特別価格、台数限定！】_PZSONICXL4K
もちろんshuffleやshuffle XLだってある。さらにいうと、SK本舗では新機種の取り扱いもスタートする予定だ！ SK本舗エディションも見られるかも？！
新機種！？ SKエディション！？ だ、大ニュース…。
ふふふ、これについては続報を待たれよ！ というわけで、以上、SK本舗ジャーナル（5月1日号）でした！
（参照）https://www.buzzfeed.com/jp/reonahisamatsu/pudding
