地球温暖化をバイオ3Dプリンターが防ぐ!?

ミステリーマン
ミステリーマン

広報エリナ
今年の冬は本当に暖かいなあ。いつもは畳が氷のように冷たくて足がしもやけになるのに、今年はまだなってないなんて…!

ミステリーマン
ミステリーマン

ね、ポッカポカ~。やっぱりこれも地球温暖化なのかな?
シャッフルたん

広報エリナ
うむ。はっきりとは言えないが、明らかに温暖化してる実感はある。

ミステリーマン
ミステリーマン

そう言えば、前にRedefine Meatっていう企業の「人工3Dプリント肉」の記事で、畜産が環境への負荷が高いってエリナちゃん書いてたよね?
シャッフルたん

広報エリナ
おお偉い!ちゃんと勉強してるじゃないか。そう、現状で温暖化ガスの約20%近くが畜産によって発生してるんだ。

ミステリーマン
ミステリーマン

そっか、畜産が地球温暖化に関わってたのかぁ…お肉大好きだけど、環境も大事だしなぁ…困る…
シャッフルたん

広報エリナ
それでいうと、3Dプリント人工肉の世界に、また新しいニュースが届いているぞ。

ミステリーマン
ミステリーマン

え! 気になる~!
シャッフルたん

見た目、食感ともに精巧な代替肉ステーキ「Steak 2.0」

広報エリナ
今回、話題になっているのはスペインのバルセロナに設立されたスタートアップ「Nova Meat」っていう会社だ。その「Nova Meat」がバイオ3Dプリンターを使って、見た目、食感ともに精巧な代替肉ステーキ「Steak 2.0」を開発したらしいんだ。

 

 

ミステリーマン
ミステリーマン

おお~! 動画でも食べてる! 未来のステーキみたいな見た目だ~!
シャッフルたん

広報エリナ
うんうん。CEOのギャスパー・サイオンティさんは組織工学分野の科学者さんだそうで、今回はそうした先端科学、特に動物の細胞組織に似た組織を作る技術を応用する形で、代替肉を作ったらしい。

ミステリーマン
ミステリーマン

でも、実際にお肉は使ってないんだよね? 何でできてるの?
シャッフルたん

広報エリナ
どうやらエンドウ豆や海藻、ビートルートの絞り汁なんかが材料になってるらしいな。Nova Meatの技術は、“顕微鏡レベルで植物由来のタンパク質の構造を微調整することができ、ビーフステーキ、鶏胸肉、マグロステーキなどの動物肉の質感、外観、栄養および感覚特性を模倣する”ことができるらしいんだ。

ミステリーマン
ミステリーマン

健康的!しかも質感まで再現ってのが嬉しい。大豆って畑の肉って言うけどさ、たんぱく質が多いってだけやっぱり食べたらお豆じゃん?それがお肉っていうのが良いよね!
シャッフルたん

 

(画像引用)Nova Meat

 

広報エリナ
現状、生産費用は50gあたり1.5ドルほど。普通にお手頃な値段なんだ。サイオンティさんいわく、この「Steak 2.0」は、これまでに開発された人工肉の中でも、最も現実的な植物をベースにしたステーキになってるらしい。

ミステリーマン
ミステリーマン

そうだよね、いくら似てても本物のお肉より高かったら手が出せないもんね。
シャッフルたん

広報エリナ
いかに低コストでいかにスピーディーに作れるか。ここが今後のキモになりそうだね。

レストランやスーパーへの導入はいつから?

ミステリーマン
ミステリーマン

で、で、で、いろんな人工肉のお話を聞かせてもらってきてるけど、一体どこでそれが食べれるの?
シャッフルたん

広報エリナ
問題はそこなんだ。前に記事にしたRedifine Meatの人工肉、あるいはAtlas FoodやEmergency Foodsといった様々なスタートアップ企業が本物そっくりの人工ステーキの開発を行っているんだけど、いずれも製品を市場に出してないんだ。

ミステリーマン
ミステリーマン

残念だなあ。
シャッフルたん

広報エリナ
それでいうと、「Steak 2.0」に関して、サイオンティさんはあるメディア(https://thespoon.tech/novameat-unveils-version-2-0-of-its-3d-printed-meatless-steak/)に対し、2020年の終わりにはヨーロッパのレストランに彼のステーキを小規模で売り始めたいと語っていたようだ。2~3年以内にはライセンスを取得し、5年を目安に一般のレストランやスーパーマーケットへの導入を目指すらしい。

ミステリーマン
ミステリーマン

おお!具体的な目標があるんだね!
シャッフルたん

広報エリナ
ああ、かなり野心的だ。サイオンティさんは「私たちの技術がさまざまな材料で機能することを実証することは、生物多様性を支援し、持続不可能な単一栽培や森林破壊の慣行と闘うことを目的としています」とエコロジー意識の高さもアピールしていて、最近では「Nine Innovators to watch the2019’Smithsonian Magazine」 に選ばれ、欧州議会、国連、TEDxのイベントに招待されたみたいだ。「3Dプリントに期待される大きなブレークスルー」を牽引する人物として、いまや注目の一人という訳だ。

 

(画像引用)Nova Meat

 

ミステリーマン
ミステリーマン

なるほどなあ。じゃあサイオンティさんが頑張ってる間は、私はダイエットとか気にせずリアルお肉を食べまくって過ごそう~!
シャッフルたん

広報エリナ
ど、どういう思考、それ!?

ミステリーマン
ミステリーマン

一日一肉!!
シャッフルたん

広報エリナ
一日一善みたいに言うな!! まあ、とにかく今、3Dバイオプリンターによる人工肉の世界は群雄割拠になってるってことだ。ちなみに、今日話したような植物性由来の人工肉ばかりじゃないぞ。たとえば、Memphis Meatsなどの動物細胞から本物の肉をプリントしている企業もある。最近、1億6100万ドルの資金調達をしたことで話題になってるね。

ミステリーマン
ミステリーマン

ひ~、それだけ期待されてるってことだ?
シャッフルたん

広報エリナ
うんうん、ここでもまた3Dプリンターが世界を変えるのに役立ってるってことだな。これからも最前線の動きを注視していこうじゃないか。

ミステリーマン
ミステリーマン

お肉! お肉!
シャッフルたん

広報エリナ
野菜も食べるんだぞ! 以上、広報エリナでした!